こんにちは。圓岡由衣(まるおかゆい)です。
今日は心が軽くなる言葉を5つ紹介したいと思います。
これは、大丈夫大丈夫!みたいな、単なるポジティブな言葉、というものではありません。今日紹介する言葉は自分の心を重くしている荷物(自分の思い込みや観念)に気づいて手放すための言葉です。
ピンときた方は、ぜひ一度使ってみてほしいと思います。
まずはじめに
人間、どうして心が重くなるのでしょうか?
それは心に沢山の荷物を持ったままでいるからです。
心の荷物というのは自分の思い込みや観念、昇華されていない感情など、自分が今まで生きてきた中で知らず知らずのうちに溜め込んできたものです。
私達が軽い心で生きていくための方法はとてもシンプルで
『自分の本当の声を聞いてその声に従う』
本当はたったこれだけで、心軽く、心を満たして生きることができるのです。
どうしてこのシンプルなことができないのか、というと
先程もお話した心の荷物が邪魔をしているから。なんですね。
自分はAだと思っているけど、世間的にはという理由(心の荷物)でBを選んだ
↓
自分の魂(本心)は無視されたと同然なので心が満たされない
↓
どうしたら満たされるのかとまた頭で考える
↓
結局頭で考えても自分が満たされる答えが出ない
↓
また考える(ループループループ)
太文字で書いている部分が心を重くしている『悩み』の部分です。
心を軽くするためには
自分はAだと思う。世間も周りも大体Bというけれど、私はAを選ぶ。
その際に人から変な目で見られたら嫌だとか、普通だったらAだろうという心の荷物を手放す。
↓
自分の魂が満たされて、満たされる現実が作られ始める。(物事に納得感がでてスムーズにいく)
↓
また何かを選ぶときは自分の声に従う
その際に感じていた心の荷物を手放す。
↓
満たされる、うまく流れるから疑いなく自分の声に従うことができる
この流れがとてもとても大事なのです。
最初はなかなかこの自分の本当の声が聞けない人も多いと思います。
それは心の荷物が多すぎて隠れてしまっているから。私自身がそうでした。
ここかららは、その心の荷物に気づいて手放していくために役に立った言葉を紹介していきますので、参考になれば嬉しく思います。
① それってほんま?
◯◯になったらどうしよう。と起こっていないことを心配するというのはよくあることだと思います。結婚できなかったらどうしよう。仕事が◯◯だったらどうしよう。よく聞きますよね。
他にも、こうすべきだと思う。こうした方がいいよね。普通~~。(本当はこうしたいけど、こう言いたいけど、こう感じているけど・・・)と頭の中で考えていることありませんか?
それが心を重くしている荷物なんです。『こうなったらどうしよう』と思った時は、その可能性があるんだったら逆の可能性も考えてみる。「そうなるって本当?誰が決めたの?」と一度自分に聞いてみてください。
『こうしたほうがいいよね』『普通みんなこうだよね』と思った時は、『それは誰が決めたの?』と一度自分に聞いてみてください。
そしたら、あれ?本当かどうかは分からん。。誰が決めたのかって、、えっとー、、、あれ???となりますよね。
じゃあそもそも、なんで不安なの?結婚はしなきゃいけないものなの?それは誰が決めたの?普通みんなそうだよねって、普通って何?みんなって誰?こうした方がいいって自分は思ってるけどそれって誰が決めたの?etc...といったように、自分が思っていることをひとつひとつ「それって本当?」という質問で深めていくのです。
そうすると、全部思い込みやな。となることが大半です。
世界や時代が変われば常識は変わるわけです。なんなら時代は同じでも、生きる世界、業界によって、国によって常識は変わりますよね。
魂の声を無視してしまう原因のひとつとして、世間の常識、世の中の普通、というものにひっぱられるということがあります。
だから、心が重くなったときには「それってほんま?」と聞いてみてください。
私はそう自分に問いはじめて、世の中の全てのことが思い込みだということに急に気が付きはじめ、自分の正解を選ぼう、という気持ちになりました。
② それは自分を幸せにする?
それってほんま?に続き、それは自分を幸せにする?という言葉(質問)も魔法の言葉です。
自分の思い込みに気付いたら、「それは自分を幸せにする?」と聞いてみてください。
私はほとんど「いいえ」でした。
この年齢になったらこうあらねばならない。仕事はこうあらねばならない。家族だから友達だから。普通こうだから。〜すべき。
そんな思い込みで知らず知らずのうちにがんじがらめになることがあります。
でもどれもこれも全部思い込み。
自分を幸せにする思い込みは持ち続けてもいいけれど、苦しくなる思い込みなら、修正するのが一番良いですよね。
手放す方法は、思い込みに気付いて、自分を幸せにするものか苦しめるものかを判断し、手放そうと頭の中で決めるだけです。
普段無意識に考えていることばかりなので、感情に飲み込まれている時は、まさか自分が思い込みで苦しんでいるという発想にもなりません。(私はそうでした。笑)
あの人がこう言うから。会社がこうだから。普通こうだから。世間がこうだから。みんなこうだから。という無意識に染みついてきた思い込みで自分の首を絞めているわけです。
自分の心を満たして生きるためにはこの思い込みに気付いていく作業が大事です。
私はずっと外側に正解があると思い、必死にそれらしいものに合わせようと無意識に頑張っていたのですが、外側を探しても探しても、本当の意味で自分が納得する答えは見つかりませんでした。
それは当然のことで、外側の世界に正解なんてないからです。
幸せに生きる正解、仕事の正解、恋愛の正解、家族の正解、生き方の正解、そんなものは外側をいくら探しても存在しない。
いつもどんな時でも自分の中にしか正解はない。
そして、外側ばかり見ていると当然、自分の正解(魂の声)からズレていくので心は重くなります。
自分を幸せにするものだけが自分にとっての正解です。
だから私はそれは自分を幸せにする?と自分にいつも聞くようにしています。
③ 何を思ってもOK
これは自分を大切にする方法という記事でも書きましたが、「何を思ってもOK」と自分にOKを出すと胸の辺りがスッと軽くなります。
真面目な人、正義感が強い人、エンパス体質の人は特に、世の中のルールみたいなものに縛られやすい傾向にあると思います。
そんなネガティブなことを思ってはいけないとか、ポジティブに考えなきゃとか、人を悪く言ってはいけないとか、無意識にそんな意識になって自分の感情を無視してしまうことがあります。
もちろん、ポジティブに考えることは大事だし、人を悪く言わないことも大事です。
だけど、自分の感情に気付いて受け入れることの方が先です。
今自分は悲しい。怒っている。むかついている。その気持ちに気付いてきちんと感じ切ると心は軽くなります。感じきらずに見て見ぬふりをすると、感情は昇華されず、心の荷物としてどんどん蓄積していきます。
余談ですが、感情の扱い方はこの本がとてもわかりやすいです。
最近見つけて読んだのですが、私が感じていることが全部まとまっていました!
だからほぼこれは私が書いた本です!笑(違うか)
④ 自分が一番楽になる方法は何?
これは正直、感情に飲み込まれている時には効かない言葉かもしれません。
感情に飲み込まれ、自分がたくさんの思い込みにがんじがらめになっているとも気付いていなかった時は、友達に言われたこの一言が全く理解できませんでした。
なんなら、一番楽になる方法が分かるならこんなことなってへんわ!と思っていました。(ごめんなさい。笑)
この時はまだ周りに起こることが自分を悲しませたり怒らせたりしていると思っていたので、そんな思考になることもありませんでした。
でもそれは自分を幸せにする?と同様に、「自分が一番楽になる方法は何?」と自分に常に聞くこと、そしてその答えをひとつひとつ採用していくことが、大切なのだと、後になって気付きました。
繰り返しになりますが
自分を幸せにすること、自分の心が軽くなることが、正解だからです。
AさんにはAさんの正解があり、BさんにはBさんの正解があります。
⑤ ありがとう、ごめんね、許してね、愛しています
これはハワイ伝統の感情のクリアリングメソッド「ホ・オポノポノ」です。
自分の心が重く感じる時、例えば怒りとかモヤモヤとか悲しみとか嫉妬とか自己否定とか、なんでもいいですが、そんな感情が湧いてきたとき、すぐにこの4つの言葉を言うというものです。
昔は専門のカウンセラーのような人がいて、その人と一緒にこういったワークのようなものをするのが主流だったそうですが、誰でも簡単にできて効果のある方法として、これが広まっているそうです。
正直、思考がグルグル、あまりにしんどかった時は、本を読んだはいいものの、そんなもん言うて何になんねんやろ。と思っていた時期もあったのですが、日常生活のちょっとした感情はこれでクリアリングできました。(わたしの場合)
クリアリングというのは、分かりやすく言うと、ネガティブな感情が湧いてきたらそれを言葉という魔法で消してしまおう、というものです。
むかつくー!を放置しておくと、やっぱりあの人のあの言葉が、あの状況でこうしていれば、という思考が油の役目を果たし、感情の火はメラメラ燃え上がります。
が、むかつくー!が出てきた時に、「ありがとう。ごめんね。許してね。愛しています。」という言葉を使うことで思考が遮られるとともに、優しい言葉をかけて怒り狂うことはなかなかできないので、感情の火が弱まる。ということだと私は解釈しています。
詳しく知りたい方はこちらの本を読んでみてください。
実例やこのメソッドの仕組、やり方が書いてあって、いろいろ読んだけど一番わかり易いなと個人的には感じています。
まとめ
自分の内側に問いかけるこの5つの言葉を使うことで、魂は、やっと目を向けてくれたの???と言わんばかりに喜びます。胸の辺りがスッとしたり力がスッと抜けたとき、それは魂が喜んでいるということです。私も実際にスッとするのを体感して、すごいなぁ、言葉一つ、考え方ひとつでここまで・・・としみじみと感じました。
と同時に今まで無視してきてごめん。とも思いました。
魂の声を聞く方法についてはこちらの記事で詳しく書いています。
今回の記事は心の荷物(思い込みや観念)を手放すための言葉を紹介しましたが、こちらの記事ではその荷物の奥にある自分の本心(魂の声)を聞く方法を紹介しています。
それから余談ですが、今日紹介した本はKindle Unlimitedで読むのがお得です。もう会員の人はどちらも無料で読めるのでぜひ。まだ会員でない人は初月無料(月額980円)なので気軽に試せると思います。
みなさんの心が1ミリでも軽くなることを祈っています。
今日はこのへんで。