日々是好日

魂の声に沿って心と体を満たして生きる

自分を大切にする方法。

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こんにちは。圓岡由衣です。

 

「自分を大切にする」自分の生き方を180度変えようと思うまでは、その意味が全くと言っていいほど分かりませんでした。

 

なんなら、「自分を大切にする」ということに意識を向けたこともありませんでした。

 

自分自身が精神的にも肉体的にもどん底だったとき、人生で初めて「自分を大切にする」ということを意識しました。

 

きっかけは友達に言われた

「まるちゃん、もっと自分のこと大事にしたって」

という一言でした。

 

そう友達に言われた時、なぜか涙が出そうになるとともに、自分のこと大事にするって何?大事にしてるつもりやけどできてない?どうやったら大事にしてることになるん?と本気で思いました。

 

何かを買ってあげればいいのかな。好きなことだけやればいいのかな。甘やかせばいいのかな。そんなことはなんとなく頭に浮かぶけれど、どれもこれもしっくりこなくて、苦しくて仕方がなかったことを覚えています。

 

ただ、その苦しさから逃れたくて、必死に毎日試行錯誤するなかで、「自分を大切にする」という意味がじわじわとわかり始めてきました。

 

そしてそれを体感したとき、「あ〜〜〜私今までの人生、全然自分のこと大事にできてなかったなぁ。」そう思って泣きました。

 

今この記事を読んでくれているあなたはどうでしょうか。

自分を大事にしていますか?

 

今日は私がどん底で気づいた自分を大事にする方法をまとめました。

よかったら最後まで読んでみてくださいね。

 

 

何を思ってもOK!とする

 

これは私が一番苦しかった時のことです。毎朝悪夢で目が覚めるも、起き上がれず、起き上がってもずっとずっとずっと頭の中を後悔や怒りや憎しみや悲しみや自己否定がぐるぐるする時期がありました。吐き気もするし、体もだるい。

 

どうにかその心地の良くない感情を自分の中から追い出したくて、頭で必死に自分が納得できる答えを考えていました。ところが一向に苦しみは消えず、なんなら考えれば考えるほど、もっともっと苦しくなるのです。

 

あまりに苦しかった私は「もういいよ、何思ってもいいよ、辛かったよな。ムカいたよな。あれはムカついて当然。」と無意識に自分に言い聞かせていました。

 

そしたらその瞬間、胸の辺りにずっとモヤモヤモヤモヤしていた重い何かがスッと消えたんです。全身の力がスッと抜けたような感覚になりました。

 

その時直感的に、自分を大事にするって自分の感情を認めることなんや。と気が付きました。

 

それまでの私はネガティブな感情が湧いてきたとき、その感情を見ないように見ないようにしてきました。そんな事言っても仕方がないとか、ポジティブに考えなきゃとか、思考で感情をおさえてきました。どれも無意識に。

 

だからまずは自分がどんな感情になっても、どんなことを思っても、OKをだすこと。

自分の感情に誰よりも何よりも共感をすること。これが大切なのだと気が付きました。

 

あなたへ質問

あなたはネガティブな感情が湧いてきたとき、どのように感情を扱っていますか?

 

自分を許し相手を許す

 

自分の感情を認める。何を思ってもOKを出す。

口では簡単に言えますが、今まで真逆を生きてきた私はとても苦労しました。

感情が湧いたら思考を使って抑える。を当たり前のようにやってきた私が、感情をそのまま感じるというのは至難の業でした。

だけど、ここに楽に生きる大切なポイントがあると思った私は何度も何度も繰り返し練習しました。

 

自分を苦しめている原因は間違いなく、怒りや憎しみや悲しみ自己否定といった重い周波数の感情を握りしめていることでした。認めて受け入れることができれば、これさえ手放すことができれば、心も体も確実に軽くなることは分かっていました。

 

だけどなかなか手放すことができませんでした。なんで手放せないのか、そうずっと考えていたある日、その感情を手放してしまえば、相手を許すことになるから手放せない。ということに気が付きました。

 

更には、悲しい自分も落ち込んでいる自分も怒っている自分も許せない。このような状況になっていることが許せない。自分が選択を間違えたのなら、それを認めたくない。そうやって自分のことも許せず、ずっと自分で自分の首をしめていたのです。

 

だけど、相手を憎むも苦行。自分を憎むも苦行です。

なぜなら相手は自分の鏡。相手を憎むことは自分を憎むことなのです。そして、相手を許すことは自分を許すことだからです。

 

そんなこんなで自分の中で感情が昇華されるまでにとても時間がかかりました。

 

でもなかなか感情を手放せない自分を責める必要はありません。

 

手放せない自分を許します。ただそう繰り返し自分に言うだけです。

その感情が手放せないのは、そこにまだ自分が学ぶべきことがあるから。

 

そう気づいてからは少し焦る気持ちが和らいだように思います。

 

みなさんも日常のなかで腹が立つことイライラすること悲しいこと、いろいろあると思います。

 

そんな時はまず腹が立つ自分、イライラしている自分、悲しんでいる自分、怒っている自分に、どうぞどうぞ思う存分イライラしてね。大丈夫。と言い聞かせてください。

 

そして、今日の自分を全部許します。と言ってあげてください。それでも許せない!となったときは、許せない自分を許します。と言ってあげてください。

 

人生は許せることが増えていくほど、生きやすくなる。そう気付きました。

 

あなたへの質問

許せないことは何かありますか?

 

常に内側に目を向ける

 

どんな服が流行っているかよりもどんな服が着たいのか。

世間一般的に言われる幸せの形ではなく自分が感じる幸せの形。

こうあるべきではなくどう在りたいのか。

どんな仕事が安定するかよりも、自分は何がしたいのか。

 

外側がどうかではなく自分がしっくりくること、楽しいこと、心地よいこと、ワクワクすること。ここに気づいて、それを選んでいくこと。

これが心と体を満たして生きていくには一番一番大切なことです。

 

それまでの私は、全部自分で決めているようで、世の中の常識や世間一般的な幸せの形に合わせなければと無意識に思考を働かせていました。そしてそれが生きづらい理由だとは気づいていませんでした。

 

ただ、自分が苦しくて仕方がなかったときに、自分の中に2人の自分がいることに気が付きました。

 

やりたいことを紙に書き出していたときのことです。ツラツラ書いているようで、何かが違う気がして、これは本当に自分が望んでいることなの?と自分に何度も聞きました。

 

純粋に本当の自分が望んでいるのか、それとも世の中的に、常識的に、こうあらねばならない、といった思い込みから自分の頭が導き出した望みなのか。

 

その時に、自分の中に魂の自分とエゴの自分がいるとはっきりと分かりました。

 

魂の周りには今まで生きてきたなかで染み付いてきた思い込みや思考の癖がまとわりついています。もちろん今までの時代を生き抜くために必要だった思い込みや思考の癖でなので、悪いものではありません。

 

だけど時代は変わります。自分も変わります。そんな中でもう必要のない思い込みや思考の癖、自分を苦しめる思い込みや思考の癖は気づいて手放す必要があります。

 

いつも魂は直感や心地よさや楽しさという形で私達が心を満たして幸せに生きる方法を教えてくれているのに、まとわりついた古い思い込みや思考の癖にかき消されてしまうんですね。

 

これからは魂の時代と言われています。

みんなが魂の声に気づいて、本当の自分を生きていくという意味です。

だからこそ、このタイミングで自分を大切にすることに意識が向いて、この記事を読んでいるのだと思います。

 

いつもいつも自分の内側に目を向けて生きていきたいものです。

そしていつもいつも自分の魂の声に従って生きたいものです。

 

あなたへ質問

それはあなたの魂が望んでいることですか?

 

まとめ

今まで教育を受けてきた中で、人の気持ちを考えましょう。とは習ったけれど、自分の感情を大切にしましょう。とはあまり習わなかったように思います。

 

私は公立の小学校中学校高校に通いましたが感情の扱い方を学んだ記憶はほとんどありません。大学も栄養学を専攻していたので感情や心といった部分をあまり学ぶことはありませんでした。

 

だけど、感情の扱い方は逆上がりの練習よりもリコーダーを上手に吹くよりも絶対に大切なことだと30年生きてきた今、心の底からそう思います。

 

なぜなら自分の人生に大きく関わるからです。

 

別に難しい漢字が読めなくても、サインコサインタンジェントが理解できなくても、逆上がりができなくても、幸せに生きることはできます。

だけど感情の扱い方を知らないと、感情に振り回されてしまいます。

 

もちろん人生に無駄なことはなく、つまずいたからこそ、コケたからこそ、振り回されたからこそ、こうして大切なことを学ぶことができたし、それが自分のタイミングだったのだろうと思います。

 

だからこそ、その大事さを今世ここで伝えたいなと思い、このブログを書いています。

 

感情は感じるためにあります。感情は2歳児と同じです。気づいてほしくてヤイヤイヤイヤイ言ってきます。だから、悲しかったな。それはムカつくな。と共感して、自分が感じていることをただ受け入れて感じきることができると、ヤイヤイヤイヤイ言わなくなります。

 

逆に、一時的に心地の良くない感情を見ないようにしても、手を変え品を変え同じような感覚を味わう出来事が目の前に起こってきます。

 

みなさんはどうでしょうか?そのような経験はありませんか?

気づいてもらえなかった感情は、気づいてもらえるまで、その感情が伴う現実を作ります。

そういう性質があるのです。

 

自分は今こんな感情なんだな。と気付いて受け入れたとき、その感情は昇華されていく。そんな仕組みになっているようです。

 

それが難しい人も多いとは思いますが、まずは何を思ってもOK!自分を許します!と自分に言い聞かせるところからはじめてみませんか?

 

自分の気持が分からない人は「何を書いてもいいよ」と自分に言い聞かせてから、ひたすら頭に浮かぶ言葉を紙に書き出したり、どうなれば自分はスッキリする?と自分に繰り返し聞くという方法もおすすめですよ。

 

みんなで心も体も軽く生きていきましょう。

 

自分を大切にするポイントまとめ

  • 自分の感情を認め、受け入れる
  • 自分を許す
  • 自分の内側に目を向けて魂の声を聴く

 

おすすめ文献

どん底にいた1年ほど、どうにか抜け出したくて沢山の本を読みました。

その中で今回のブログの内容を更に深められる本を紹介します。興味がある人はよかったら読んでみてください。

 

『心をリセットする13のエッセンス』

感情の扱い方(感情は2歳児というエピソードも載っています)が詳しく書いてあるので、今回のブログの内容がすんなり入ってきた人にはおすすめの本です。

amzn.to

 

ちなみに私は大体の本をKindle Unlimitedで読んでいて、この本もKindle Unlimitedの対象本です。なのでKindle Unlimited会員の方は無料で読めますよ。

 

Kindle Unlimitedを使っていない方に説明すると、Kindle Unlimitedは月額980円で20万冊の電子書籍が読み放題になるサービスです。この本はKindleで普通に買うと777円なので月に2冊読めば元が取れる感じのお得さです。それに、まだ入っていない人は初月無料で試せるので、それを使ってぜひ読んでみてください。

 

 

ということで今日はこのへんで!