こんにちは。圓岡由衣(まるおかゆい)です。
「どうにかしなきゃ」「どうしたらいいんだろう」
日常の中で思うこと、ありませんか?
私は常にそんな思考回路でした。
ひとつ何かが気になると、それが解決されるまで他のことに意識を向けられない。
そんな性格と言えばいいのか、性質と言えばいいのか。
そういうタイプでした。
それは「どうにかしなきゃ」「どうしたらいいか」を頭で考えて答えを導き出さないといけないと無意識に思っていたからです。
そして自分の頭でこねくりまわして考えたことこそが、大切だと思っていたからです。
でも、人生のどん底を感じていた時に、自分でどうにかしなきゃ、どうしたらいいかと頭をフル回転させることこそが自分の首をしめている、どころか、これはただのエゴだということに気がついたのです。
どうにかしなきゃ、どうしたらいいだろうの奥底には、「失敗したくない」「嫌な思いをしたくない」「損したくない」「嫌われたくない」「よく思われたい」そんな気持ちが隠れていることが多々あります。
要は、自分が理想とする自分であるために自分の思い通りにしたい。ということです。
そりゃ誰だって失敗したくないし、嫌な思いも、損もしたくないし、嫌われたくもないし、それはそうなのですが、その思いこそが自分の首をしめ、生きづらくさせているということに気がついたのです。
この宇宙には誰一人逆らうことのできない大きな流れが存在しています。
多くの人たちがやっている頭でこねくり回して生きる方法は、この流れに逆らって進んでいるということです。逆にリラックスして、今ここに集中して、あるがままを受け入れる生き方は、大いなる流れに身を任せる生き方とも言えます。
全てが最善。全てがこの大いなる流れの中で完璧。オールOK。
最初はもちろんそんなこと思えるはずもなく、はぁ?何い?はぁ?とエゴ100%だった私も、あり方をひとつひとつ見直してきたことで、その意味がよく分かるようになりました。
人間の意識では、一時、最悪だと思うことっていろいろありますよね。
だけど、長い目で見た時に、これでよかった。このための出来事だったんだ。と思うことがあります。
点と点が繋がるような、ハッとした感覚になることがあります。
だからね、全ては最善で、今が完璧でオールOKだということを忘れかけるたびに頭に叩き込んでほしいと思います。
そしてそれはずっと辛いことに耐えろ。ということではなく、視点を変える、やり方を変えるといいよ、という合図だということも合わせてお伝えしておきたいと思います。
例えば、ああ、この人と離婚して私生きていけるのかしら。とか、この仕事クビになって生きていけるのかしら。
と人間の意識で思ったとしても、結局長い目で見たら、自分自身が本当に幸せに感じる仕事に出会うための別れであったとか、本当に魂の繋がりがある人と出会うための別れだったとか、結局自分がより良くなるための通過点に過ぎないということです。
ということを、意識するかしないかで今後の人生は大きく変わるだろうと私は思います。
私自身も、いろんなことが一気に起こったことがあって、今思えばそれは、魂の道に引き戻される最終通告だったんだなぁと思うのですが、仕事も人間関係も全て津波に飲み込まれたように流れていったときがあったんですよ。
その時は全て良きことのために繋がっていると何度言い聞かせても、心と体がエネルギーゼロだったので、毎日しんどくてしんどくて仕方がありませんでした。
何度も何度も同じことばっかり考えて、こうしたほうが良かったのか、どうすればよかったのかと、過去を悔やむばかりでした。
でも、その経験があったから、その現状をどうにかするためにいろんなジャンルの本を読み、自分にできる限りの実践をして、心が折れて、視点を変えて、やり方を変えて、要は自然とPDCAサイクルを回して今の自分があるわけです。
最初はどうにかしなきゃの川の流れに逆らったやり方をしていたんだけど、途中からもうそのやり方を手放さないとしんどすぎるということに気がついて怖かったけど、ひとつひとつやり方を変えました。
今まで理想の自分像を守るために握っていた、こうであらねばならないとか、こうすべきといった思い込みを手放すのってすごく勇気がいることです。
頑張らないと自分には価値がないと思い込んでいる人は、なかなか休めないですよね。だって、休んで何もしない自分を許してしまうと自分の存在価値が揺らいでしまうから。
私もそうだったのでよく分かります。
心身ともにヘトヘトになって、休みましょう、と言われても、これって甘えなのかなと思うんです。とよく言っていました(笑)
自分でどうにかできる、自分さえ我慢すれば自分がどうにかすれば、というエゴ丸出しの私には、ここまでしないと、エゴではどうしようもないんだということが分からなかったんですね。
ただ、この経験があったから意識が変わったし、その経験をもとにこうやって魂の声に沿って生きるということを発信できているし、楽しくて仕方がないアロマにも出会うことができたし、この世の仕組みにも気づくことができたし、やりたいことも出てきました。
もちろんまだまだ古いやり方が抜けきってない部分もあると思うけど、それを手放して本質に戻る旅が人生だからその都度向き合うしかないなぁと思っています。
最悪だ、どん底だ、で終わるのか。
いや、これは通過点に過ぎないと前を向いて、自分の内側に目を向けるのか。
その出来事が自分にとって大きければ大きいほど、ドーーーンとなるかもしれないですが、それすらも本質の自分である魂はこれでOKと言っているわけです。
こうでもしないと気づかないでしょ。と言っているかのように。
どうにかしなきゃ。どうしたらいいだろう。
それは全て宇宙におまかせして、今目の前にあるものを楽しんでいきましょう。
それでは今日はこのへんで。