日々是好日

魂の声に沿って心と体を満たして生きる

感情の特徴と扱い方を知ると生きやすくなる。

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こんにちは。圓岡由衣です。

 

私が感情というものに意識をむけるようになったのは30歳手前のことでした。

 

改めてそれまで自分がどのように自分の感情を扱ってきたか振り返ってみると

 

  • ネガティブな感情はできるだけ見ないようにしてきた
  • 言っても仕方がない、そんなこと思っても仕方がないと自分に言い聞かせて無意識に感情を押し込めてきた
  • 人や環境に問題があると無意識に思い込んでいて自分の内側に目を向けることがなかった

 

大きく分けるとそのような感じだったと思います。

 

感情のアップダウンが激しくて大学時代には友達にジェットコースターガールと言われたこともあるし、まるちゃんといると元気になる!と言ってもらう一方で、テンションが低い時も同様に周りに影響が出ると言われたこともあります。

 

ただ、そう言われても自分ではよく分からず、感情の扱い方も分からず、感情に振り回されていました。(感情に振り回されているという意識すらなかった)

 

そんな私が感情に意識を向け始めたのは、心身共にどん底を経験した時でした。

 

苦しくて苦しくて、この状況をどうにか抜け出したいと必死だったときに、初めて自分の感情というものに意識を向け、感情の扱い方を学んで実践したのが始まりです。

 

このおかげで、感情というものがどんな性質を持っていて、どのように扱えば楽に幸せに生きられるのか、それがようやく分かって、そして身についてきました。

 

今日は感情の特徴と、感情の扱い方(自分の感情を客観的に見る方法)をまとめました。

 

感情に振り回される人生はもうやめにして、感情をうまく扱って、少しでも楽に生きていきましょう!

 

 

 

感情とは何か



そもそも感情とは何でしょうか?

一度紙にでも書き出してみてください。感情とは?と聞かれたら何と答えますか?

 

悲しい、楽しい、苦しい、嬉しい、妬ましい

言葉にするといろいろと出てきますが、その実態は何?という話ですよね。

 

感情の正体は自分が持っている周波数です。

 

私たちを含め、この世の中に存在する全てのものは、全て固有の周波数を出しています。エネルギーとも言い換えられると思います。

 

目には見えないのでピンとこないかもしれませんが、例えば、あの人といると元気になる!というのは、その人が元気な強いパワー(エネルギー)を出しているから。

 

イライラしている人の近くにいくと気分が下がる、自分までイライラしてくる、どんよりする。というのはその人がイライラや怒りといった重いパワー(エネルギー)を出しているから。

 

という例をあげるとイメージしやすいかもしれません。

 

そして同時に自分の中に同じエネルギーがあるから、それを感じられるということでもあります。

 

たとえば、ラジオでFM802を聴きたいと思ったらFM802に周波数を合わせますよね。

 

だけど、ラジオ本体にFM802の周波数をキャッチする能力がなければどれだけFM802が聞きたいと思っても聞こえてくることはありません。

 

だから自分の中に喜びという周波数(エネルギー)がなければ、喜びという感情を味わうことはできないし、怒りの周波数(エネルギー)がなければ怒りを感じることができないということです。

 

イライラしている時、悲しい時、嫉妬心があるとき、体はどんな感覚でしょうか。

 

胸の辺りがモヤモヤする、頭の辺りがモヤモヤする、いろいろありますよね。

 

それが感情の正体です。感情は目には見えませんが、自分の中に確実に存在するエネルギーで、体で感じることができます。

 

感情の特徴

 

感情は自分が持っている周波数だと先程お伝えしましたが、ここからはその感情が持っている特徴をまとめたいと思います。

 

① 感情は2歳児のようなもの

感情は言い換えれば2歳児のようなものです。

友達の子どもがちょうど2歳ちょっとなのですが、よく「ママ見て〜ママ見て〜」と言っています。

 

要は感情は、「気付いてほしい感じてほしい受け入れてほしい」という性質があるということです。

 

2歳の子が見て見て〜と言ってきたとき、無視し続けたらどうなるでしょうか。その子によると思いますが、もっと大きな声で「見て!」と言ってくるかもしれませんし、泣いたり怒ったりして気を引こうとする子もいるかもしれません。

拗ねる子もいるでしょうし、見てもらえるならなんでもいいや!と無意識に何かイタズラをする子もいるかもしれません。

 

私たちの感情も、心地が悪いからと無視したり、そんなこと言っても仕方がないと押し込めたり、不快に感じることから目を逸らしたりすると、

 

2歳児と同じように、「ちょっと!気付いてよ!」と、また同じような感情を味わう現実を作ってきます。

 

嫌な現実や嫌な人から逃げたはずが、場所を変え人を変え品を変え、なぜか同じ感情を味わう現実が何度も起こること、経験したことはありませんか?

 

それは「き!づ!い!て!」と言うサインです。

 

② 受け入れて感じきると昇華される

不快な気持ちはできる限り感じないように、無意識に自分の中に押し込めてきた私にとって、最初これは本当に難しかったのですが、

感情というエネルギーは感じきると昇華されるという特徴を持っています。

 

自分にとって心地の良くない感情が出てきたときはついつい目を背けたり蓋をしたりしてしまいますが、ここでそれをしてしまうとまた同じことが繰り返されてしまいます。

 

ここで、感情を感じきる方法をひとつ紹介しますね。

 

まずは目を閉じて、斜め上から自分を見下ろすイメージをします。今自分が感じている感情、胸の辺りにあるこの感覚はどんな色で、どんな形をしていて、どのくらいの重さだろう。とイメージしてみます。

 

イメージできたらその体の感覚と、色や形に意識を集中させて感じきります。

 

他にもいろいろ方法はありますが、私はこれが効果的でした。

 

もうひとつ、自分の気持ちに全力で共感する。というのも合わせてみると良いです。

 

辛いときは「辛いよなぁ。分かる。落ち込んでいいんやで」と声をかける。ムカつく時は「ムカつくよなぁ。分かるで。それはムカつくわ。」と声をかける。

 

自分の気持ちを自分が一番に受け入れるというスタンスがとてもとても大事です。

 

2歳の子どもも、親に「辛かったなぁ。もう大丈夫やでー」と受け入れてもらえば安心しますよね。

 

大人になったって、誰かに分かってもらえたり、共感してもらえると安心しますよね。

 

それと同じことを自分にしてあげることがとても大事です。

 

③ 全部出し切ることでしなやかに流れる

感情のエネルギーは、見ないようにしたり、押し込めたりして一見なくなったかのように見えたとしても、それはなくなったように見えるだけで、自分の中にずっと蓄積されています。

 

普段優しい人が急に爆発するのは、普段は人の気持ちを優先して自分の気持ちをスルーしていた結果、感情のエネルギーを自分に溜め込みすぎて、抱えきれなくなったエネルギーが溢れ出てくるからです。

 

なので、感情は意識的に出し切っていくのが大切です。

 

と言っても、とにかく怒鳴り散らせばいい!というわけではありません。

 

一番おすすめなのは、紙に自分の頭に出てくる言葉を全部書き出すという方法です。

 

どんなに汚い言葉でも構いません。

誰に見せるわけでもないのでとにかく書く。

 

感情のエネルギーを溜め込みやすい人は、自分はこういう人間でなければならない。こんなこと思う自分はダメだ。といったように、自分に高い理想を課していることがよくあります。

 

なので、いろんな負の感情が湧いてきた時に、それを受け入れられないことがあります。

 

でも「何を書いてもOK」「何を思ってもOK」と自分に言い聞かせて、頭の中を外に出していくという作業をすることで、徐々に自分の感情を客観的に見られるようになってきて、受け入れることができるようになってきます。

 

全部出していく、そしてそんな感情があったんだということを認めて、手放していく、そうすることで、しなやかに自分の感情を流していけるようになります。

 

④ なぜそう感じるのか深掘りをすると昇華される

過去の私を振り返ると、起こる出来事や人が自分をムカつかせたり、悲しませたり、喜ばせたりしているという考えだったなぁと感じます。

みなさんはどうでしょうか?

 

たとえば、カラオケ。

カラオケが大好きな人は、カラオケと聞いただけで、「ふぅぅ〜!!!ストレス発散!最高!」という気持ちになりますよね。

 

一方で、過去にカラオケで友達に音痴!と言われたことがきっかけでカラオケと聞くだけで嫌な気持ちになる。という人もいるわけです。

 

ここから「カラオケ」が人を幸せにしたり悲しませたりするのではない。ということがよく分かりますよね。

 

私たちは起こる出来事や目の前にいる人に対して、自分が持っている思い込みや、感情のエネルギーをくっつけて、感じているということです。

 

その視点に立つと、外側の出来事で自分の幸不幸が決まるわけではない。自分の内側にあるものが自分の幸不幸を決めている。のであれば、自分の内側にどんな思い込みや昇華されていない感情のエネルギーがあるんだろう。と自分の内側に目を向けることができるようになります。

 

私自身、怒りに怒っていた時がありました。

こんなに自分は怒ることができるんだなと思うほど、自分でコントロールができないほどに怒っていた時期がありました。

 

その時に、同じ出来事が起こって怒る人もいれば、怒らない人もいる。辛い人もいれば、これは良い機会だわ〜!と喜ぶ人もいる。なんでだろう?と思ったわけです。

 

私はどうしてこんなに怒りを感じているんだろう。

 

それを深掘りしていくと、実はとてもとても悲しかった。ということに気付きました。

 

と同時に、怒りは、悲しみや自己嫌悪や無価値観など、他の感情をカバーする感情であるということにも気付きました。

 

怒ることで自分を守っているんですね。

 

私は、明るい自分でいなければならない。そう無意識に思っていました。

だから、悲しい自分や落ち込んでいる自分を受け入れることができませんでした。

 

受け入れたら自分が崩れてしまうような気がしていたんですね。

 

でも、私は本当は悲しかった。

ここに気付いて、受け入れて、感じきる。

これを続けているうちに、怒りの感情は徐々に薄れていきましたし、面白いもので、他の感情も受け入れられるようになりました。

 

そして自分が崩れるどころか、心が軽くなり、どんどん生きやすくなっていきました。

 

常に自分の内側に意識を向けるというのは感情に振り回されないためにはとても大事なことですね。

 

補足ですが、②は今現在の感情をクリアにする方法、③、④は過去に溜め込んだ感情をクリアにする方法といった感じで使えると思います。

 

⑤感情のエネルギーが現実を決める

周りに起こることに一喜一憂するというのは、周りの出来事や人が自分の幸不幸を決めているという考えがベースにあります。

 

ですが、先ほども書いた通り、カラオケが人の幸不幸を決めているわけではありませんよね。

 

だから、周りの出来事や人が自分の幸不幸を決めているのではなく、自分の内側のエネルギー状態が現実を作っているというのがこの宇宙の法則なんだと気付きました。

 

自分が持っている周波数と同じ周波数のものが引き寄せられる。類は友を呼ぶ。というのはよく耳にする話しかと思いますが

 

同じ周波数のものが共鳴するというのがこの世界の法則ですから、私たち人間も例外なくこの法則に当てはまっているわけです。

 

同じ出来事が目の前に出てきても、感じ方が変わるので現実が変わったように思うのです。

 

 

今日からできる感情の扱い方



最後になりますが、今日からできる感情の扱い方をまとめようと思います。

 

ここまで書いてきた方法も併用して、感情をコントロールに活用してもらえたら嬉しいです。

 

まずは自分の感情を客観的に見ること。

感情は1〜22段階に分かれていてそれぞれ周波数が違います。

自分は今どんな感情だろう?とこの一覧を参考に、客観的に感情を見てみてください。

 

  1.  喜び/知/あふれる活力/自由(開放)/愛/感謝
  2.  情熱
  3.  興奮/没頭/幸福感
  4.  ポジティブな期待/信念
  5.  楽観
  6.  希望
  7.  満足
  8.  退屈
  9.  悲観
  10.  不満足/イライラする
  11.  圧倒する
  12.  落胆
  13. 疑念
  14. 心配
  15. 責める・非難する
  16. 挫折感
  17.  怒り
  18. 復讐心
  19. 憎しみ/激怒
  20. 嫉妬・ヤキモチ・妬み
  21. 不安(身の危険レベル)/罪悪感/無価値感
  22. 恐怖/悲嘆/憂鬱/絶望/無力感

 

そしてその感情になっている理由はなんだろう?と深掘りしたり、その感情に意識を向けて感じ切る、その感情になっている自分を認める。ということをします。

 

そのうえで、じゃあどうすれば7番目の「満足」にもっていけるだろう?と考えてみてください。

 

まずは自分を満たすこと。これはよくいろんな分野で言われますが、まさにその通りで、いかに自分を満足の周波数で満たせるかが重要です。

 

寝たいと思ったら寝る。走りたいと思ったら走る。仕事や学校を休みたければ休む。

 

そうやって常に自分を満足させることに意識を向けていきます。

 

自分が満たされていると、そこに同調して、また満足する現実が現れる。そんな仕組みになっています。

 

正直、人生のどん底、精神的にもボロボロ、そんな状態のときは、何度やってもうまくいかなかったり、次から次へと溜め込まれた感情が出てきて、いつになったら楽になれるのーーーと思ったことも多々あります。

 

自分が満足することがわからないときもありました。

 

でも諦めず、今はゴミ屋敷の掃除をしているんだ。終わりは必ずやってくる。と信じて、自分の感情に向き合って、不要な思い込みや周波数は手放してみてほしいのです。

 

1年半ほど、来る日も来る日も自分の感情に向き合ってきて思うのは、驚くほどに心も体も軽くなること、感情の扱い方を知ること、実践することは、心穏やかに生きるために必須であることです。

 

義務教育にしてもらえませんか?と思うほどです(笑)

 

まとめ

 

ということで、少し長くなりましたが、今日は感情の特徴と扱い方をまとめてみました。

 

感情の特徴や扱い方は学校では学びませんし、人の気持を考えて!とは言われますが自分の気持を優先して!とはあまり言われませんよね。

 

最近の教育はどうなってるのか知りませんが少なくとも私が子どもの頃に感情の扱い方を学んだ記憶はありません。

 

でも、感情というエネルギー(周波数)の扱い方は人生に大きく関わってくるのです。

 

心穏やかに、幸せに生きたいと誰しもが願いながら、なかなかそれができないのは、感情というエネルギーを知らず、そして今まで教えてもらってきた価値観とは真逆のことをする必要があるからです。

 

人の気持を考えて、人の迷惑にならないように、、、から始まり、自分はもう疲れたから休みたいけど、休んだら人になんて思われるか・・・。自分はこちらを選びたいけど、世間的に考えたらこっちだよね・・・。といった他人が軸になった行動の選び方は、自分を満足させる行動とは真逆ですね。

 

まずは、自分の感情を受け止めて、共感して、感じきって、そして自分が本当に満足するものを選んで自分を満たしていく。

 

ひとりひとりが満たされた世の中になることを願って、私も自分を日々満たしていこうと思っています。

 

最後になりましたが、おすすめの書籍も紹介しておきます。

 

前にも紹介した気がしますが、私の本ですか?と思うくらい自分の頭の中と同じことが書かれていたので、今日の内容を更に詳しく知りたい方にはぴったりの本だと思います。

 

 

ちなみにKindle Unlimited会員の方は読み放題に入っているので無料で読めます。

まだ会員でない方も初月は無料(解約自由)なので、お得に読んでみてください。