日々是好日

魂の声に沿って心と体を満たして生きる

私が "ホリスティックヘルス" を伝える理由。

スポンサーリンク

 

こんにちは。圓岡由衣(まるおかゆい)です。

 

私は普段、『心身の健康』『魂の声に沿って心と体を満たして生きる』ということをテーマに情報発信やワークショップ、講座などを開いています。

エッセンシャルオイルを使ったものが主ですが、より良く生きるための考え方や食事についてもお伝えしています。

 

体が本来持っている力(自然治癒力)を最大限に引き出し、この人生を最大限に生きること、自分が今世持ってきたものを最大限発揮して、必要なところに必要なものが収まる調和のとれた世界を作ること、これが私が理想としている世界観です。

これを一言でまとめるとするならば、「ホリスティックヘルス」という言葉が最もしっくりくるかもしれません。

 

私がどうしてこのような世界観を持って、このような活動をしているのか、これには自分自身が経験してきた様々な体験がベースになっています。

今日はそんなお話をまとめたいと思いますので、少し長くなりますが、興味があるなと感じる方はぜひ最後まで読んでもらえたらと思います。

 

数々の体調不良に悩んだ過去

子どもの頃から数々の体調不良に悩まされてきました。

ひとつは、アレルギー性鼻炎。これは本当に辛く、耳鼻科にはもう何度通ったことか分かりません。幼稚園の頃から20歳くらいまで、ずっと鼻炎に苦しみました。

テスト前やイベント事の前になると必ず鼻炎がひどくなり、蓄膿症にまで発展し、頭も痛い、息ができない、寝られない、熱が出る。

そして耳鼻科に行くと朝晩の寒暖差に反応していますね。と言われ薬をもらって帰ってくる。ひたすらにひたすらにこの繰り返しでした。

小学4年生の頃から始まった生理では毎回薬を飲まないと耐えられないほどの生理痛に悩み、これも20歳の頃までずっと続きました。

中学生の頃からは手の荒れが加わり、何をしてもずっと手が荒れていて、無意識に手の皮をめくるのが癖になっていました。皮膚科に行くも原因は分からず、クリームをもらっても塗ると痛くなるので塗ることもできず、放置していました。

大学時代からは偏頭痛がひどくなり、こっちも痛み止めを飲まないと耐えなれないほどになりました。テスト前になると必ず吐き気で寝込み、今思えば精神的にずっと大きな負担を自分にかけていました。

そんなことで、子どもの頃から数々の体調不良に悩み、そしてそのどれもが体質だと信じて疑わなかったので、自分の行動を振り返ることもなく、ただ薬を飲んだりただ見て見ぬふりをしたりしてやり過ごしてきました。

 

食事を変えて人生が変わる

大学は管理栄養士養成課程に進学しました。

本当は会社を経営するのが漠然とした夢だったので経営学部に行こうと考えていたのですが、直前に栄養学部の説明会に参加したとき、食べ物が体を作っているという部分になぜか大きく惹かれた私は栄養学部に進学することに決めました。

そして20歳の頃、大学のプログラムでアメリカに1ヶ月間短期留学をする機会があり、その時にふたつの大きな気づきを得ることになります。

 

ひとつめは、ストレスが自分の体を蝕んでいること。

ふたつめは、食事が体を作っていること。

 

ここだけ聞くと当然のように思いますが、自分の体で実際にそれを体感し、腑に落ちたのです。アメリカでの1ヶ月は20年生きてきた人生の中で最もストレスがなく、最高の1ヶ月間でした。大自然の中で好きなことだけ。親がいない開放感。広くて青い空にキレイな空気。自由な感性を持ったアメリカの人たち。いろんなことが私の心に自由を吹き込んでくれた瞬間でした。

 

そして朝晩の寒暖差が鼻炎の原因だと聞かされていたけれど、アメリカでは鼻水の一滴も出なかったのです。(朝晩の寒暖差は日本よりも激しいので沢山薬を持って行ったのですが、飲むことはありませんでした。)

 

そして、アメリカでの食事は日本とは異なり、お米があまり出ないことと甘いものが極端に甘いので食べられず、糖質の量が減ったことで日本に帰ると3kg減っていたのです。それまでの私は、毎日ストレスのはけ口にスイーツばかり食べていたので、163cmの身長に対して体重が75kgありました。

 

体重が3kg減ったこと、1ヶ月間で心が軽くなったことがきっかけで、日本に帰ってから本格的に食事の見直しをしました。

 

  • 牛乳は飲まない(バターや生クリームなども含む)
  • 食べる量を決める(それまでは大皿で好きなだけ取って食べていた)
  • バランスを考える
  • 野菜→タンパク質→炭水化物の順番に食べる
  • よく噛む
  • 砂糖をやめる
  • 夜18時以降は食べない
  • 揚げ物をやめる
  • 添加物をやめる
  • 調味料を見直す

 

これだけ見るとストイックに感じますが、その頃の私は体が変わっていくのが楽しく、ひとつも苦に感じたことはありませんでした。

 

こんな食事を1年続けたとき

  • 体重13kg減
  • 味覚が変わる(おやつが変な味に感じる)
  • 鼻炎がなくなる
  • 生理痛がなくなる
  • 気持ちが前向きになる

といった変化が起こり、人生が大きく変わったことを実感しました。

何より、こんなに気持ちが前向きになるんだ。と感じた記憶があります。

 

生きづらさを感じ始める

食事を変えたことで、体に大きな変化があり、食事の大切さを身をもって確信した私でしたが、次は23歳頃から徐々に生きづらさを強く感じ始めます。

栄養学を深めようと大学院に進学したものの、ここに本質はないと感じ始めました。

だから栄養学の世界にこれ以上留まるのはやめました。

 

そしてその後、みんなと同じ。がとうとうできなくなってきたのです。

これまでは中学高校大学大学院と順番に進学して、自分の興味があった栄養学を勉強して、身体は悲鳴を上げていたけれど、無理してでもなんとか頑張って、成績も上々。

大学4年生の頃には特待生にも選ばれ、世間が求める像と自分が求めている(と思っていた)像が同じだったわけですが、徐々にそのレールに乗り切れない自分が出てきたのです。

私は大学院修了とともに、就職はせず、自分で仕事を始めました。

もちろん右も左も分からなかったけど、そちらではないという感覚だけは自分の中にあったから。

周りの人には何度も「どうするの」と言われたし、誰ひとり私の決定を祝福してくれる人はいませんでしたが、自分が違うと思うものに無理して合わせることができなかったのです。

誰も分かってくれないけど、自分でもよく分からない。ただ、そっちではないということだけは分かる。私は、そのままの生活だと気が狂いそうになり、大阪から千葉県に移住し、個人で仕事をしている人が集まるコミュニティに約4年ほど身を置きました。

このコミュニティは全国から様々な人が集まり、それぞれがそれぞれの生き方をしていて、ものすごく居心地が良く感じました。ここではいろんな仕事を経験しました。栄養学講座や合宿も開きましたし、カフェでお菓子の販売、カフェの立ち上げ、宿泊施設の立ち上げ、ブログ運営、イベントの企画運営や宿泊施設の予約管理、シェアハウスの運営など、管理栄養士という枠に囚われず、幅広くいろんな経験をしました。

 

どれも新しい経験で、楽しいことは楽しかったのですが、いつもどこかで生きづらさや違和感を感じていました。

生きづらい理由は分からない。何に違和感を感じるのか分からない。

だけど、何かが違う。他に自分がやるべきことがあるはず。

その感覚は年々強くなりました。

 

何かが違う、自分にはもっと他にやるべきことがあるはず。

だけど、それが分からない。モヤモヤと生きづらさを感じながら過ごしているうちに

食事はどんどん元に戻っていき、体重も気づいたらどんどん戻っていき、扁桃腺がよく腫れるようになり、生理痛がひどくなり、身体はだるくなり、体調はどんどん悪くなっていきました。

だけど、どうしていいかが分からず、ただ時が過ぎていきました。

 

積み上げてきたものが崩れる

そんな矢先でした。今まで積み上げてきたと思っていたものが瞬く間に崩れ去っていきました。仕事も人間関係も何もかも全て。

その時はこれまでの人生で一番絶望感を感じた瞬間でした。

うつ状態になり、体調も最悪で、どうしていいかも分からず、ただ苦しい日々が続きました。

今となっては、本当の自分の道に引き戻すための出来事だったと理解できますが、その時はただただ絶望感に包まれるほか、何も出来ずにいました。

 

意識が変わって人生が変わる

ただ、そんな中で、どうにかこの状況から抜けたいと強く思っている自分がいました。

「どうしてこんなにしんどいのか。」あまりにしんどくて、もうそのしんどさから目を逸らすこともできない状況になっていた私は、ここでようやく自分の内側に向き合うことになります。

 

同じ出来事が起こっても、しんどいと思う人としんどいと思わない人がいる。

これは何が違うんだろう。

 

明らかに自分を苦しめているのは自分の感情や思考なのに、この感情や思考をどうしていいのかが分からない。どうすれば楽になれるんだろう。

 

そんな疑問が湧いた私は、そこから試行錯誤を始めました。

いろんなジャンルの本を興味の向くままに100冊以上読みました。

そしてその時出来る限りの実践もしました。

 

その一部は他の記事でも紹介しているので興味があればまた読んでもらえたらと思います。

 

www.yuimaruuu.com

 

www.yuimaruuu.com

 

そんななかで沢山の気付きと意識の変化がありました。

  • この世界は自分の内側が映し出されているだけ
  • 自分の内側を整えることに集中することが大切
  • 感情の扱い方を知り実践することで心も体も軽くなる
  • 不調は体からのメッセージ
  • 世の中の常識は一旦疑うくらいがちょうどいい
  • この世界の約95%は目に見えないもの。目に見えない部分に本質がある。
  • 正解はいつも自分の中にしかない(外側に正解を探しても永遠に見つからない)
  • エンパス体質が良くも悪くも生きづらい要因になっていた
  • 自分の首をしめているのはいつも自分(の思い込み)であること
  • 心と体は繋がっていること(全てのものが繋がっていること)
  • 自分が心地よさを感じることが自分にとっての正解であること
  • 全てはエネルギーであること
  • 私達の本質は魂であること

etc…

 

書ききれないのですが、とにかく意識がガラッと変わりました。

外に意識を向けて生きてきたものが自分の内側に意識を向けるように。

思い込みに縛られて生きてきたものが、思い込みを手放すように。

頭で考えて生きてきたものが、体の感覚を感じるように。

 

そしてホリスティック(全体的)な視点で物事を見ることで、私たちは幸せに生きることができる。そう気づき、ああ、私達がこの世界で幸せに生きるというのはこういうことなんだ。ということがようやく腑に落ちてきたのです。

 

そしてそこに気づいたら、体の不調はどんどん改善されました。食事の内容もどんどん変わってきて、過去に意識的にやっていた頃よりも自然にシンプルに整っていくことを感じています。

 

メディカルアロマで人生が変わる

そして少し体調が整ってきたとき、ずっと気になっていたアロマを体験することにしました。それが、doTERRAのアロマタッチでした。

いろいろ調べているなかで、どうもアロマタッチが気になって、アロマタッチのトレーニングを近場で探していると、神戸で開催されるということで、参加しました。

その時に、こんなに体にも心にも作用するのかと驚いたことを覚えています。

そこから日常にアロマを取り入れ始め、使えば使うほどに、周りの人に試せば試すほどにそのすごさを実感しました。

心に体に、そして魂にまでホリスティックに作用する。

自分の内側(感情や思考、染み付いた思い込み等)を整えるサポートをしてくれると同時に、体の中で一番負担がかかっている部分に作用し、体が本来持っている力を底上げしてくれる。

自分が満たされていくだけでなく、周りの人にも喜んでもらえる。

だから私はdoTERRAのエッセンシャルオイルを通して、ホリスティックヘルスを伝えることを始めました。

 

そして、長年悩んでいた手の荒れが気づいたら跡形もなくなくなっていたのには驚きました。

 

私がホリスティックヘルスを伝える理由

そんな経験を通して、私は「幸せに生きる」の意味がはっきりと分かるようになりました。そしてそれは、世間一般的に言われていることの真逆であるということにも気が付きました。

もちろん頭で知っていることと生き方に反映させていることは違います。

だから自分でひとつひとつ実践をしてきたのです。

これには終わりはありません。自分の本当の幸せに向き合うことはこの人生が終わる日まで続くことです。それが自分の人生に、自分の幸せに責任を持つということではないでしょうか。

 

みんなそれぞれに現状は違います。経験してきたことも、今の課題も、体の状態も、刷り込まれている思い込みも、全て違いますから、一概にこうすれば良い。という一律の答えはありません。

 

ただ共通して言えるのは、自分が心地良いこと、しっくりくること、満たされることが自分にとっての正解であるということです。そしてそれは自分にしか分からないということです。

 

鼻炎がひどかったときにdoTERRAにもし出会っていたならあんなに苦しい思いはしなくて済んだんじゃないか、最初から感情の扱い方を教えてもらっていたら、こんなに苦しまずに済んだんじゃないか、最初から食事の大切さを教えてもらっていたらずっと体調は良かったんじゃないか。

そう思ったことももちろんあります。

 

昔の私のように、病院通いをしている子どもや薬を飲んでいる子どもを見ると、つい自然な解決策を教えてあげたくなります。

 

だけど、どの経験にも無駄はなく、本当は良いも悪いもないということです。

知らなかったから、知ることを経験でき、不調があったから調子の良さが分かる。

そして経験したからこそ、身に刻まれるのです。

 

私は自分の経験を通して「ホリスティックヘルス」を伝える活動をしているのは、この情報が誰かがより良く生きるきっかけになればいいと思っているから。

知っているだけではもちろん意味はありませんが、知らなければ選ぶことすらできません。

 

エッセンシャルオイルで喜んでもらえた時、伝えたことで誰かの役に立てたとき、こんなにも深く満たされた気持ちになることがあるんだと思うほど、満たされた余韻が続きます。私にとって『ホリスティックヘルス』を伝えること、メディカルアロマを通した自然な解決策を伝えることはきっと天職なのだろうと思います。

 

それぞれが持っているものを最大限に発揮して、肩の力を抜いて、心と体を満たして生きる時、どれほど平和で調和のとれた世界になるでしょうか。

 

私は今世、そんな世界に生きたい、そしてそんな仲間と、やりきったねと楽しく笑いながら今回の人生を終えたいのです。

 

私はもともと、自分が良いと思ったものを人に伝えることが得意です。

得意というか当たり前のようにやってきたことです。

 

私が伝えたことが、もし誰かの人生がより良くなる何か一つのきっかけになるのなら、こんなに嬉しいことはありません。

 

これが私がホリスティックヘルスを伝える理由です。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。